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私はこれまで、主に札幌を拠点に、NHKや民放放送局にてリポーターやディレクターとして仕事をして参りました。
中でも、会社設立のきっかけとなったのは、uhb北海道文化放送でディレクターとして13年間でおよそ650本制作に携わったユニバーサルデザインPR番組「石井ちゃんとゆく!」です。
ユニバーサルデザインとは、
「年齢、性別、障害の有無に関係なく、出来るだけ多くの人が使えるよう、建物や道具を作る前から考えてデザインしよう」という発想です。
今、日本の社会はものすごい勢いで高齢化しています。
65歳以上の高齢者約3583万人、そして、身障者手帳を持っている障害がある人963万人、ベビーカーに乗っている3歳未満の子供約286万人、すべてを足すと約4832万人となり、総人口の38%を越えます。
高齢であっても元気な方はたくさんいらっしゃいます。しかし、身体になんらかの不自由が生じ、フォローや配慮が必要な人々は益々増えてゆくのです。
私は、13年に及んだ取材・番組制作において、すでに様々な身体の不自由と向き合い、乗り越えている障害当事者や関係する方々の知恵や経験に学び、最新の情報に触れて参りました。
弊社が提唱する「協創ユニバーサルデザイン」は、
障害の有無に関わらず、互いの知恵を結集し、共に協力しながら創る
社会インフラソリューション。
互いが気さくにつながり、違う視点を持つ様々な人同士が集まって知恵を出し合い、そこにビジネスが生まれ、情報と利益が循環するーーーーそんな仕組みを様々な声を生かし、創っていきたいのです。
目指すところは、“誰をも置き去りにしない暮らしやすい社会の実現”です。
社会にしなやかな変革をもたらす
「協創ユニバーサルデザイン」にどうぞご注目下さい。
令和元年6月
バリアフリーフロント 山田もと子
※(株)バリアフリーフロントは、2021年3月末をもって一時休眠させることとなりました。ただし、バリアフリーフロントの名はプロジェクト的な意味合いで残し、今後別の形でバリアフリーコンサルなどを展開してゆく予定です。