vol.25 HSA〜ハンディキャップ・スキューバダイビングインストラクターについて
ハンディキャップダイビングとは
昨日投稿した記事に、
HSA(ハンディキャップ・スキューバ—ダイビング・アソシエーション)について「そんなのがあるんですね〜」と、感想を頂きましたので、
今日、もう少し詳しく紹介します。
HSAでは、障害がある人がダイビングを楽しむため、インストラクターの養成も行っています。阪本さんもこちらでライセンスを取られました。
私は、以前、阪本さんが、車いすのIさんと一緒にダイビングする様子を取材させて頂きました。
Iさんは、ご病気で車いすユーザーになった方で、ダイビングに、グライダーに、何にでも挑戦するアクティブで素敵な女性。車は赤いスポーツカー!
そのIさん曰く…
「自分は、陸上では、何かにつかまっていないと自分の身体を支えられないんですが、海の中では右に左に自由に泳ぐことができるんです。障害という呪縛から解き放たれたような気持ちになれます」
阪本さんは、もう一人のスタッフと2人でIさんのサポートをしていました。
積丹ブルーの海で
潜る前に、Iさんの足に適度な重りもつけ、Iさんの動かない足が浮いてしまわないよう配慮。
常に、Iさんの体調の変化を気遣いながら…でも、北海道は幌武意漁港近くの積丹ブルーの海を存分に楽しんでいらっしゃいました。
もちろん、海中での会話は手話でした。
また、阪本さんは昨日、投稿の後にこんなメッセージも下さいました。
“10月に耳の不自由なの方のお手伝いで石垣島へ行ってきます
手話=海語が飛び交います”
どんなに、わくわくいっぱいの会話が水中で交わされるのでしょう〜…想像するだけでも楽しそうですよね。
障害があるからといって、楽しむことを遠慮する必要はありません。
興味のある方は
こちらに団体のHPがありますので、ご覧下さいませ〜。http://hsajapan.net
2019.8.13