vol.47 北海道はBFモータースポーツ先進地!その2〜新千歳モーターランドの…
新千歳にメッカあり!
北海道は“えふわん”とか、“らりー”とか…
車やバイクで楽しむモータースポーツはバリアフリースポーツ!
と言ってはばからない先進地であると、昨日お話しました。
その先進地を先進地たらしめている…いわばメッカの一つが、「新千歳モーターランド」さん。
9月16日開催の「北海道モータースポーツフェスティバルwithバリアフリー」の会場であり、
昨日紹介した、バリアフリー・モータースポーツ伝道師 佐藤友治君のまさにホーム的存在。
「新千歳モーターランド」さんのサイトには、トップに
“初心者でも楽しめるレンタルカートからドリフト、ジムカーナ、ダートラ、四駆などなど誰でも楽しめる新千歳モーターランド”
と有るとおり、本当に、誰でも楽しめる独自の工夫が随所にあります。
バリアフリーなのはハードだけじゃない!!ハートも…
佐藤君の話から引用すると…
「俺がさ、車イスであそこに通ってたらさ、ある日突然、車いすトイレが出来ててびっくり!で、どうしたの?って聞いたら、K専務がさ、“物置改造して作った”って言うんだよね。俺、マジ感動したから」
その後も、車いすで使える更衣室ができたり、2階にある受付に通じる階段横にスロープがついたり。
まさに、モーターランド自体が、手作りの優しさてんこ盛りのバリアフリー施設。
しかも、それだけじゃありません。
車いすからカートに乗り込む時や降りる時も、スタッフが気持ちよく、
さっさと手慣れた感じで手助けしてくれる(安心感いっぱい♪)。
やってやってる感は皆無。もう、ここでは、そういうことがあっったり前。
他の障害がある人が来ても、「どうしてやったら良いんだい?」と、気軽に聞き、ほいほいやってくれる…遠慮したり、躊躇したりもない、フラットで自然な人々の動きが心地良いのです。
そうした空気を作っている張本人がK専務とその息子さん達。
K専務に初めてお会いした時は………その、眼光の鋭い強面ぶりに、背筋がピーーーンとなりました(笑)。まさに、下の達磨図的な感じ!(※注:個人的イメージ)泣く子も黙るぎらりっとした目力なのですが、その心根の優しさといったら!
ジンギスカンを食べていても、さっさ、さっさとみんなの皿に、絶妙な焼き加減の肉を乗せてくれる(眼光は鋭いまま…笑)、
寒いとなったら、さっと、ストーブを出してくれる…
乗り換えるのに必要なイスや、膝掛けもささっと。
そして、無類の愛妻家(眼光鋭く、奥さまと旅行に行った時の写真を見せて下さいました…笑)。
その血を受け継いだ息子さん達もバリアフリーマインド。弟さんにはお会いしたことはないのですが、細やかな気配りに、佐藤君も全幅の信頼を寄せていますし、兄のSさんはまた、細部への心配りを忘れない、言葉と目線の優しい好青年です。
Kさん親子だからこそのモーターランドのバリアフリーなんだと、心から納得できるのです。
そんな、バリアフリーモータースポーツのメッカ新千歳モーターランドで行われる「北海道モータースポーツフェスティバル2019withバリアフリー」は
9月16日開催です。
ぜひ、モータースポーツのバリアフリ—的魅力と可能性を発見しに、そしてK専務や息子さん達のバリアフリーマインドに触れにいらっしゃいませんか?
2019.9.12