vol.59 迎え撃つ福祉〜H.C.Rに行って考えたこと
小さいものから大きなものまで最新機器が一堂に!
H.C.R国際福祉機器展を覗いて参りました。
東京ビッグサイトを会場に、9月25〜27日の3日間開催され、期間中、延べ10万人を越える来場者があったようです。
とにかく広大な…体育館10コ分?20コ分?ともつかない会場を、最新の福祉機器の傾向をつかめればと、ひたすら歩き回りました。
小さいものは、スプーンや杖を立てかけるパーツなどの自助具から、大きいものは、屋根部分に車いすを収納する車や介護ロボットまで、もう、とにかく“福祉”という切り口であらゆる業界から様々な企業が出展し、セミナー、プレゼンテーションも行われていました。
中でも今回、実際に試させて頂いて感動したのは、パソコンの「視線入力装置」でした。※詳しくは明日ご紹介します。
“人口筋肉”を使った、パワースーツで、20kgの水を持ち上げたり…
金箔を貼った杖(160万円!?)があったり、
車いすに乗ったまま檜風呂に入れる装置があると思えば…
超リアルな人口ボディまで…
全ては回りきれませんでしたが、最新機器を発見・体験することが出来ました。
情報をいかに発信、受信するか
展示を見て回って感じたことは、
超高齢社会を各業界でこぞって“迎え撃とう”としているんだなということ。
待ったなしの高齢社会に、いかに知恵を絞って対策し、また、どうそこでビジネスを展開してゆくか…熱いアピール合戦が繰り広げられていました。
しかし、あまりに多くの情報が溢れ、
提供する側は、本当に必要な人に必要なモノや情報をどのように届けるか…
そして利用する側も、せっかくどこかで開発されているかもしれないアイディアや製品、サービスにいかにたどりつくか…
情報が無ければ、知る機会がなければ無いことと同じになってしまう残念な結果にならないよう、考える必要性も感じました。
2019.9.30