vol.90「0円からバリアフリー」その10〜立ち上がるお手伝い

「かかとに重心をのせる」のがコツ!

私の母は73歳になりますが、数年前から膝を悪くし、イスに座ったり立ったりするのに少し時間がかかるようになってきました。

母はまだ一人でできますが、人によっては、ちょっとお手伝いすることで、

楽にできるようになる場合がありますので、今日はその簡単なコツをお伝えします!

お年寄りが杖などを頼りに立ち上がろうとするこんな時、ついつい…お年寄りが立ち上がろうとしている

 

こんな風に上に持ち上げようとしていませんか?つい持ち上げようと…

そもそも人は…かかとに自分の重心をのせることで立ち上がります

→重心を乗せないと立ち上がれないのです!人はかかとに体重をのせなければ立てない

ですから…

上へ持ち上げるのではなく、テーブルの横に向いてもらい

前かがみになって体重を乗せるのに軽く手を添えるだけで楽に立ち上がれます!横を向いてもらい…

横をむいてもい前かがみに体重を乗せる

テーブルのイスに座って食事をしたい人も

また、ついつい車いすの人は車いすに乗ったまま食事するものと思いがちですが、

実は、テーブルのイスに座って食事をしたい人もいます。

なので、ぜひ、テーブルのイスの方が良いかどうかを伺って下さい。

また、美容室などでは、専用のイスやシャンプ—用のイスなどに乗り移る必要がある場合もありますよね。

乗り移る場合も、先ほどの「かかとの上に重心を乗せる」のは同じ!

前かがみになって体重をのせてたつ

 

車いすを乗り移るイスに寄せ…

テーブルまたは体重をのせて大丈夫なものに手を乗せてもらい、

前傾みになって体重をのせて立ち上がる動作を助けるように手を添え、

お尻を座る方のイスの方へ向けて座るだけ!

その時は、腰などをつかんでできるだけ身体を密着させると、身体への負担が軽く済みますよ!密着させると楽にできる

 

ちょっとしたコツをつかめば、お互いが楽で、大げさにならずにサポートできます。

ぜひ、そんな場面をみかけたら

体重をかかとに乗せるお手伝いを意識してトライしてみて下さいね。

2019.11.13

 

 

 

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