Zoom+UDトークで字幕をつけてみた! no.145

先日、他県に住む友人と、Zoom+「UDトーク」で、ほぼリアルタイムで字幕を表示させる実験をしてみました。

字幕を付けることができると…

*聴覚に障害がある方や耳が遠い方、音が出せない環境で視聴する人への情報保障

*聞き逃しフォロー

*議事録作成

などなど、様々なメリットが考えられます。

「UDトーク」は、主にスマホで使う無料アプリで、

UDトーク

 

UDトーク サイト

 

 

 

 

 

 

 

 

 

アプリを立ち上げ、スマホにむかって話かけると、話し言葉を文字化し、さらに、外国語に翻訳して表記してくれたりもする優れもの(翻訳精度もかなり高くなってきています)。

スマホで使うだけではなく、その文字化&翻訳した文字をプロジェクターやモニターに出力することも出来、間にPCを挟めば、誤字や変換ミスを修正することも。

そのUDトークをZoomと連携させれば、画面に字幕を表示できるということで、トライしてみました。

https://teachme.jp/27228/manuals/8656888

参考にしたのはこちらのサイト→ https://teachme.jp/27228/manuals/8656888

Zoomが発行するAPIトークンとやらをUDトークに貼り付ける!

①まず、Zoomをつなぐ前に、字幕機能をONにしておきます。

Zoom top画面>マイアカウント>設定>字幕機能(設定画面のかなり下にあります)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

②Zoomをつなぐと、画面に下に「cc 字幕」というアイコンが現れています。

 

 

 

 

 

接続すると…

 

 

 

 

 

 

③このcc字幕をクリックして、「APIトークン」をコピーします。

 

 

④UDトークがインストールされているスマホにそのトークンを転送します。 (私はメールで送信)

⑤受信したスマホ上でそのトークンを「コピー」して…

次にUDトークを立ち上げ、最初の画面の「トークを始める」をタップ

スマホでUDトークをたちあげ…

 

⑥右上のメニュー>外部字幕サービス連携をタップし…

「字幕を送信する」をオンにして、その下のZoomと書かれた空欄にトークンをペーストします。

話し手の名前を表記したい場合は、その下の「記者名を送信する」もオンにします。

右上の「閉じる」をタップして…

⑦画面下にある「マイクマーク:タップして話す」をタップして話し始めれば、

スマホ画面上に話した言葉がどんどん文字化されてゆきます。と、同時に、Zoomの画面にも同じ文字がどんどん表示されました!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

…と、意外に簡単でした。

話し相手もiPhoneの場合(「外部字幕サービス連携」が現時点ではiOSでのみ有効)同じようにAPIトークンをスマホに転送し、UDトークに入れた場合も、試してみましたが、どちらかが有効になると、一方の字幕送信が切れてしまい、

同時に表示させることはできませんでした。(2020.5.26現在)

その他のシステムでは…?

今回は、あくまでも、Zoom&UDトークの合わせ技でしたが、

「skype」には、skype自身に字幕を表示させる機能がついていて、その音声認識精度はなかなかでした。

話者の表記も、Zoom&UDトークの場合は「motoko’s iPhone/」と文字で表記されるのが、skypeでは、小さな顔写真がアイコンのように表示されるのは、シンプルで良いなと思いました。

ただ、私の認識として、スカイプは、会議に参加するすべての人が自分のアカウントを持っている必要があり、

最初につなぐまでけっこう手間がかかる…セキュリティ的にはその方が安心かと思いますが、

気軽に繋げないのは少々不便。

「Google meet」は、現在は英語には対応しているようですが、日本語はまだのようでした。

 

離れた場所にいながら顔を見ながら…そして、話し言葉を自動で文字化することもできる…そんな時代が来たんだな〜と、感心しきり!
ただ、こうした技術は知っていればこそ使えますが、知らなければ無いのと同じ。

より多くの人と共有して使うことで精度もどんどん上がっていってくれるでしょう。

ぜひ、皆さんも、試してみませんか?Let’s try!

2020.5.27

 

 

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