vol.51 手だけで運転できる!「アクティブクラッチ」

クルマ界の“貴族”が勢揃いする中で…

9月16日に開催された

「北海道モータースポーツフェスティバルwithバリアフリー2019」には、心躍るかっちょいい〜〜車の数々が展示されていました。

こんなのとか…

赤いラリーカー

こんなのとか、こんなのとか…

黒いラリー車

青いラリー車

そして、なんと、こちらは、スーパースーパーカー「マクラーレン・セナ」(お値段なんと 1億2000万円!!!)

 

まさに、クルマ界の貴族が勢揃い〜といった感で、普段、それほど車に興味の無い私も、ワックワク♪

その中でも、はい、「…withバリアフリー」と銘打っている訳ですから…

このイベントで大注目だったのはこちらのクルマ!

青木拓磨さんのAC車

青木拓磨さんのラリー車

外見は、まぁ、文句なしに格好良いっすよね。

ぜひ、注目頂きたいポイントが、運転する装置!

通常、ブレーキとアクセルは、足で操作しますが…これは、

それらを手で操作できるようにした、その名も「アクティブクラッチ」!

アクティブクラッチ

アクティブクラッチ

どのように使うかというと…

(青木拓磨さんがご紹介下さいました♪)

こうした装置を作ったのはこちらの会社「オサムファクトリー」さん。

↓こちらをクリックするとサイトへジャンプします。

オサムファクトリーのサイト表紙

オサムファクトリーさんのサイト

夢の装置「アクティブクラッチ」

「アクティブクラッチ」は、事故での怪我や病気などで、足を使うことができなくなった人の、運転したい!という希望を叶える運転システムです。

運転できるということは、自分でどこにでも行けるということ。

どこにでも行けるということは、自由であること———-。

ゲストとしていらしていた、元ロードレースライダーで、現在、車いすのレーシングドライバーとして活躍する青木拓磨さんも

青木拓磨さん

青木拓磨さん

 

「もし、車を運転することができなかったら、自分達の世界は非情に狭い範囲に限られてしまう。

でも、運転できるから、どこへも行ける。買い物にも、デートにも、

そして、災害があったときには避難もできる。

アクセル、ブレーキを操作するデバイス(装置)が違うだけで、車の走る性能に変わりは無いから、

同じ土俵でレースで互角に戦うことだってできる。

車ほどバリアフリーな乗り物はない」

とおっしゃっていました。

*  *  *  *  *  *  *  *

「障害があっても何にでも挑戦できる!」というメッセージを発信している青木さんは、

今年7月、事故で車いすとなって以来22年ぶりにバイクに跨がり、鈴鹿8耐の試走に登場。

emerging media Responseサイト「【鈴鹿8耐】青木拓磨、22年ぶりに鈴鹿をバイクで走る 「障がい者でもできることを伝えたい」」より

emerging media Responseサイト「【鈴鹿8耐】青木拓磨、22年ぶりに鈴鹿をバイクで走る 「障がい者でもできることを伝えたい」」より

ライダーとして、まさに復帰を遂げたのです。

思えば、「移動したい」という気持ちは、食べたい、寝たい…と同じように、人間本来が持つ当たり前の欲求。

アクティブクラッチは、不可能を可能に変え、世界を広げてくれる夢の装置なのです。

2019.9.18

*オサムファクトリー http://osamu-factory.jp/active.html

*emerging media Responseサイト【鈴鹿8耐】青木拓磨、22年ぶりに鈴鹿をバイクで走る 「障がい者でもできることを伝えたい」https://response.jp/article/2019/07/10/324305.html

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