vol.94 色々な発見が楽しい!刺激的!「ものリハ」
日曜日に「ものリハ」に参加させて頂きました。
「ものリハ」とは、国立八雲病院 作業療法士の田中栄一先生が主宰している自由参加型のワークショップで、
そもそも「作業療法士」は、日常における「服を着替える」「歯を磨く」「ご飯を食べる」…などなど生活するのに必要な動作を、たとえ障害があっても何らかの道具を使って補うことにより出来るようにする専門医。
従来は、指先を細かく動かせなくなった人に、服のボタンをくぐす道具を作ったり、
靴下をはくための自助具を作ったり。しかし、
今や、テクノロジーの進化により、そうした障害をカバーできる道具が、続々と登場していて、「ものリハ」では、そうした最新技術や使い方を紹介。
また、障害当事者の方にも参加してもらって、その人は日常どのような工夫をして「食べる」「着る」などの生活動作を補っているのかを教えてもらったり、
集まった人々同士が知恵を出し合って「もっとこうしたら良いんじゃない?」と、
“3人寄れば文殊の知恵”方式で、ディスカッションをしたり。
ものリハがユニークな所は、作業療法士さん達ばかりではなく、時にデザイン・もの作り系人がいたり、法律の専門家がいたり、教育関係者や、障害当事者の家族など、様々な異業種の人々が参加する会でもあること。
なので、時には一方向からみていたのでは気づかない、びっくりするようなアイディアや解決策が飛び出したりする、とても刺激的な会なのです。
明日は、今回のものリハで仕入れたびっくり最新バリアフリーテクノロジーを紹介します!
2019.11.19
ものリハ HP https://www.hirake55.com/monoreha/index.php?mode=info
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